一関温泉郷 65歳以上市民150円割引 日帰り入浴料、6月から

 一関市厳美町の温泉施設で構成される一関温泉郷協議会は、市内観光の推進と利用促進を狙いに、6月から新たに「温泉利用シルバー割引事業」を実施する。市内居住の65歳以上を対象に、同協議会に加盟する6施設の入浴料を1回につき150円割り引く制度で、市内の観光周遊と市民の健康増進を図っていく。

 対象施設は山王山温泉瑞泉郷、祭畤温泉かみくら、厳美渓温泉いつくし園、真湯温泉センター、須川高原温泉、宝竜温泉亀の井ホテル一関の6施設。

 割引方法は、施設利用の際に受付で住所や年齢が確認できる身分証明書(運転免許証、保険証、マイナンバーカードなど)を提示する。割引人数は先着1万5000人で、期間は6月1日から10月末までだが、割引人数が上限に達した場合はその時点で終了となる。

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