「何イチャイチャしてんだよ!」佐藤隆太・岡田義徳・塚本高史が見せた絆『THE3名様Ω』完成発表会でファンとの交流を楽しむ

5月22日、佐藤隆太さん、岡田義徳さん、塚本高史さんが、FODドラマ『THE3名様Ω』の完成発表会イベントに登壇し、集まったファンとの交流を楽しみました。

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『THE3名様』は、石原まこちんさんによる日本の同名漫画が原作で2005年に実写ドラマとしてスタート。ジャンボ(佐藤隆太)、まっつん(岡田義徳)、ミッキー(塚本高史)の3人組のフリーターが、深夜のファミレスでダラダラとゆるい会話を繰り広げる様子を描いた“だけ”の脱力感のあるゆるい内容が話題となったドラマです。

2006年には舞台、2008年には『THE3名様』での人気キャラ“パフェおやじ”のスピンオフ、2009年にはアニメ版も発売、2022年には映画化され、まさかの!?大ヒットを記録したカルト的人気を博した本作。

この度、『THE3名様Ωプロジェクト2024』として連ドラ配信と映画公開が決定。5月24日から始まるFODでのドラマ配信に先駆けて行われた完成発表会には、抽選で当選した『THE3名様』ファンが招待され、出演者3人がおすすめする未公開の3エピソードを視聴した後、佐藤さん・岡田さん・塚本さんが登壇し、ドラマのプロデューサー・監督を務めた森谷雄さんの司会進行のもとトークイベントが開催されました。

「3人の絆、結局お前ら大好きじゃん!」(塚本高史)

会場の後ろから入って来た3人に観客は大盛り上がり。ステージに敷いてあるレッドカーペットを指して、「違和感だらけ」(佐藤さん)、「スタッフの思いがから回ってる」(塚本さん)などとツッコんでまずはひと笑い。佐藤さんが「楽しめましたか?」と声をかけると、観客からは「楽しかった!」という声とともに大きな拍手が。

続けて、佐藤さんが「(『THE3名様』を)初めて見たっていう人?」と聞いても誰も手を挙げない様子に、3人は「ここに集まった人たちは“玄人”」「この世界線を理解してくれている人たち」とうれしそうな表情に。そして温かい空気に包まれながら、ここまでの過去作を一緒に振り返ることに。

3人はステージの端に腰を下ろし、スクリーンに映し出された#001の20年前の自分たちに、思わず「若っけ~!」と大爆笑。そこから続く名作選を「雑だね」「これは名作だね」「これ大好き」「最高!」「昔のまっつん怖いよ!」と声をあげながら会場の笑い声と一緒に楽しんでいました。

そして、新作からもそれぞれがお気に入りの回を紹介。『THE3名様』は「台本通りに演じることがほとんど」と前置きしながらも、意外なアドリブや思いがけないアクシデントが起こったエピソードを、ファミレスでしゃべっているかのような息の合ったツッコミで披露する3人に、会場からも大きな笑い声が起こり続けます。

今回のドラマでは、おまけのドラマを含めて30本以上を収録したと発表。そして恒例となった3人が歌うエンディング曲についても、森谷プロデューサーから「楽しみにしていてください、キュンとするかも」と期待を煽るコメントが。塚本さんが、「よりこの3人の絆、ちょっとほろっと泣けちゃうような。何いちゃいちゃしてんだよ、結局お前ら大好きじゃん!っていうところが見どころ」とアピール、佐藤さんが「今回はゲストが登場するので新鮮」とコメントすると、最後にコメントを求められた岡田さんは「もう全部言われてますけど」とこぼして笑いを誘いました。

「40オーバーのおっさんのアクスタができました!」(佐藤隆太)

スペシャルゲストとして脚本も担当した原作の石原まこちんさん、ウェイターの川守役で長年出演している小林大介さんが登場すると、会場からはひと際大きな歓声が。毎日撮影現場を訪れていたという石原さんは、緊張していると明かし「あいさつができない」と感慨深そうな表情を見せていました。

石原さんと小林さんを交えて、撮影現場で起きたエピソードを紹介するコーナーも展開され、これまでも『THE3名様』の撮影は毎回“スーパーハード”だったと前置きし、「今回も夜中までかかった」「絶対にギリギリのスケジュールにする」と3人から矢継ぎ早にクレームが。そして、スーパーハードな撮影にも関わらず、「寝る部屋がめーーーっちゃ狭い!今まで体験した中で一番狭い!」と3人が口を揃えると会場が爆笑する一幕も。

他にも、今回の撮影現場に届けられた子どものファンからの直筆手紙の紹介、佐藤さんがロケ場所にいたカップルのケンカを仲裁した話、ロケ場所のファミレスに残って撮影していた小林さんが店内に入って来たお客さんから店員に間違われた話などのほっこりエピソードも披露されました。

グッズの紹介では、念願(?)のアクリルスタンドを満面の笑みの佐藤さんが「40オーバーのおっさんのアクスタができました!」と紹介すると、会場からは「かわいい!」「ほしい!」の声が。3人はこのアクスタをいろいろな所に連れて行ってほしいと希望を語り、どこに連れて行ってほしいかと考えた結果「海外のビッグボーイ(舞台となっているファミレス)」(佐藤さん)、「女湯」(塚本さん)、「ハワイとか、会社のデスクもいいね」(岡田さん)と、“初アクスタ化”にはしゃいだ様子で回答しました。

イベントの最後に佐藤さんは、「こんな最高のかたちで続けることができてうれしいです。皆さんからの3名様への気持ちがビシビシ伝わります」と会場を見渡し、「連ドラも映画も胸を張って出せる作品になっています。初めての人にも見てほしいので、腹がよじれるほど面白かったと伝えてください。明後日の配信から楽しんでいただき、夏の映画に向けてみなさんと一緒に盛り上げていきたいです」と観客にアピールし、温かい空気に包まれたイベントを締めくくりました。

ここでイベントは終了しましたが、3人の会話は終わらず、塚本さんが「オールナイトで劇場でイベントをしたい」と言い出すと、「家着(いえぎ)でね」(岡田さん)、「パジャマパーティで!」(佐藤さん)と語りだし、檀上に寝っ転がり会場と雑談をしだす3人。

この後にインスタライブを控えているため、退場を促されますが「ここまでは配信用の俺ら」(塚本さん)、「いくらでも話したいんですけど」(佐藤さん)と、いつまでも名残惜しそうに時間を超えてトークを繰り広げていました。

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