ドジャース大谷が「12億円豪邸」を購入したワケは? 通勤や将来の子育てに最適の声も

大谷は最高の環境を手にした(C)ロイター/USA TODAY Sports

ドジャースの大谷翔平(29)がロサンゼルスに約12億円の大豪邸を購入したという。現地時間22日に、米地元紙のロサンゼルス・タイムズが報じた。

場所は高級住宅地として知られるラ・カナダ・フリントリッジ。3階建てで敷地は約680平米あり、5つの寝室に6つのバスルームに加え、映画館やサウナ、バスケットボールのコートもあるという。

本拠地ドジャースタジアムまではだいたい車で約20分ほどの距離。ロスの中心部は慢性渋滞だが、フリントリッジからのルートは渋滞に巻き込まれることは少ないという。現地関係者によれば、時間帯によっては15分くらいで球場に着くという。「高級住宅地で治安が良いことに加え、通勤の便利さが決め手になったのではないか」と言うのは、古巣・日本ハムのOBだ。

「大谷はカラダのケアに人一倍気を使っている。元通訳で運転手だった水原一平被告がいなくなった今、大谷は自らハンドルを握っている。車を運転すると、どうしてもカラダが凝り固まりますからね。特に腰が疲れやすい。大谷は先日、腰の張りで試合を欠場していますし、極力、運転する時間を削りたいはずですから」

ドジャースでプレーした元広島の黒田博樹氏は以前、日刊ゲンダイの取材に「ロスは一日中道路が渋滞しているので、球場に行くまでが不便に感じるかもしれない。日によっては自宅から球場まで20~30分、余計に時間がかかることがある。運転時間が長くなると、肩や腰に負担がかかってパフォーマンスに影響しかねません」と話していた。

現地特派員のひとりが「バスケットコートもあるので、元バスケ選手の奥さんの息抜きも考えたのでは」と言えば、米国に詳しいスポーツライターは「将来的な子育てにも、もってこいの場所です」と、こう続ける。

「フリントリッジは、周囲にあるパサデナやグレンデールとは違い、街全体が高級住宅地。アジア系の商品を扱うスーパーもある。治安の良さはもちろん、公立の小、中学の質、レベルはカリフォルニア州内屈指といわれています」

ドジャースと10年1000億円超の契約を結んだ大谷。いつまでフリントリッジに住むかはわからないが、最高の環境で野球に打ち込めそうだ。

◇ ◇ ◇

日刊ゲンダイは大谷が日本ハム入団当時のGMである山田正雄スカウト顧問にインタビューを実施。結婚、二刀流、その素顔などを聞いた。その中でも、山田氏を驚嘆させた「普通でなかった大谷の思考回路」とは……。

●関連記事【大谷を知る】…も要チェックだ。

© 株式会社日刊現代