『郡山警察署の警察官』名乗る男女にだまされ、カードと暗証番号を封筒に…80代女性が被害 福島・郡山市

福島県郡山市の女性が、警察官を名乗る男女の話を信じ、キャッシュカードをだまし取られ、現金を引き出される被害にあいました。

被害にあったのは、郡山市内に住む無職の80代の女性です。警察によりますと、22日午後3時ごろ、女性の自宅に『郡山警察署の警察官』を名乗る男から電話があり「あなたの口座からお金が引き出されているため、捜査に協力してほしい」などと言われました。

信じた女性は午後4時ごろ、自宅を訪ねてきた『郡山警察署の警察官』を名乗る女の指示通り、封筒にキャッシュカードと暗証番号を書いたメモを入れたところ、割印をするために印鑑を持ってくるように求められました。女性がその場から離れた隙に、カードが入った封筒と別の封筒をすり替えられ、だまし取られたということです。

その後、女性が家族に相談して銀行口座の残高を確認したところ、現金20万円が引き出されていて、だまされたことに気が付き、警察に相談しました。

警察では「警察官や銀行などの職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを封筒に入れさせたりすることはない」と呼びかけています。



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