Mirror,Mirror[ライブレポート]希望あふれるシーンを描き、強い決意を示したリベンジワンマン

Mirror,Mirror[ライブレポート]希望あふれるシーンを描き、強い決意を示したリベンジワンマン

"自分らしく突き進む個性派ピアノコア・アイドル"をコンセプトに活動するMirror,Mirror(通称ミラミラ)が、5月20日(月)に新宿BLAZEにて5thワンマンライブ<Super Miraism V>を開催した。

1年前に同会場で開催した3rdワンマンはソールドアウトすることができず、悔しさを胸に活動してきたミラミラ。新曲も増え、着実に動員を伸ばしながら挑んだ”リベンジワンマン”は開催日1週間前に見事完売し、満員の新宿BLAZEでファンと最高の空間を創り上げた。

ライブは「Aurora」から熱くスタート。最新シングル収録の「Find out」ではタオルを振り回し、「ココロマリアージュ」ではキュートでポップに、「ENCOUNTERS.」ではペンライトの光が左右に揺れて幻想的な景色を演出。照明の煌びやかさに負けないパフォーマンスでフロアを圧倒していく。

“リベンジを宣言してから約1年、今回ソールドアウトできましたー! やったー! このソールドはここにいるみなさんのおかげです! 本当に本当にありがとうございます!”と改めて感謝を伝え、ハイスキルなパフォーマンスでフロアの熱気を高めていく。

前半、怒涛の10曲を披露したメンバーは一旦ステージをあとにすると、昨年のBLAZEからの1年間を振り返るVTRを挟んで新衣装で再登場。事前に予告されていた最新シングル収録曲「イサナ」を初披露して“新衣装と新曲を背負ってこの夏を盛り上げていきたいと思います!”と高らかに宣言。後半のMCでは特別な今日という日を迎えた感想を、グループを代表して雲丹うにが伝えた。

雲丹うに:

去年ここでワンマンを行なった際にチケットがソールドアウトできず悔しい想いをして、また1年後にみんなとリベンジワンマンしようって約束をしました。そして今日この日が来て、この1年間本当にいろんなことがあって、大変だった夏を越えて、2年間やってきた6人体制が5人体制になって、あの時……(涙ぐみ、他メンバーがぎゅっと寄って)思い描いていた未来とまったく一緒になったかって言われたらそうじゃないかもしれないけど、たくさん変わったこともあって。でも、あの時思っていた”絶対にMirror,Mirrorというグループは大きくなって、みんなと一緒にもっと大きいところに連れていくんだ”という気持ちは変わらないどころかこの1年でどんどん強くなっていって、今日のソールド、そしてリベンジできたこと、これは私たちにとってすっごく意味のあることです。こんなに大きい新宿BLAZEという会場を、Mirror,Mirrorを観に来てくれた人たちだけで埋められたっていう、そのことが本当に嬉しくで幸せです。本当に今日は来てくれてありがとうございます!

今の気持ちをしぼり出すように伝える雲丹の姿にフロア全体から大きく、そして力強い拍手が送られた。

そしてライブはラストスパートへ。BLAZEにいる全員が同じ気持ちになったこのタイミングで、「Utopia」「Magic words」などメッセージ性の高い曲を伸びやかな歌声で響かせ、ラストはMirror,Mirrorの真骨頂とも言えるクールで激しい「Mad World」まで6曲をノンストップで届けて本編が終了した。

アンコールでは、新SE「SE#4」とともに新メンバーの海辺いと(うみべ いと)と柑奈ちはる(かんな ちはる)が加わった7人が登場。最新シングル表題曲「Brightness」と、Mirror,Mirrorの初リリース曲「スパークリングフライト」「セスナ」をパフォーマンス。改めて7人の自己紹介も行ない、新体制が本格的にスタートした。

最後に重大発表として、今年6月、7月、8月に未発表の新曲3ヵ月連続配信リリースと、9月30日(月)にSHIBUYA CLUB QUATTROにて6thワンマンライブ<Super Miraism VI>の開催を発表。フロア中が歓喜に包まれる中、終演した。

動員失敗から1年。不安と希望の中で迎えたリベンジワンマンを大成功で完走したMirror,Mirrorの新章はどんな景色が待っているのか? そして次なる目標の達成を今から楽しみにしていよう。

<Mirror,Mirror 6th ONE MAN LIVE "Super Miraism VI">

日時:2024年9月30日(月)OPEN18:00/START19:00

会場:SHIBUYA CLUB QUATTRO

抽選先行:5月20日(月)21:00〜5月26日(日)23:59

【リリース情報】

2024年6月、7月、8月

連続配信リリース

© JAPAN MUSIC NETWORK, Inc.