廃業クリーニング店から有害物質 井戸水飲まないよう呼びかけ【長野市】

長野市役所

長野市にある廃業したクリーニング店の敷地で、地下水から国の基準値を超える有害物質が検出されました。市は井戸水を飲まないよう周辺地域に呼び掛けています。

長野市によりますと有害物質が検出されたのは、長野市箱清水2丁目の廃業したクリーニング店の敷地です。
先月地下水の検査を実施した結果、発がん性があるとされる「クロロエチレン」と中枢神経系に影響があるとされる「1,2-ジクロロエチレン」が、国の基準を超えて検出されました。
有害物質はドライクリーニングで使う溶剤に含まれていたということです。
市は周辺1キロほどの範囲に井戸があるか確認して、水質検査を実施する予定です。
結果が分かるまでその範囲にある井戸水を飲まないよう呼びかけています。

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