千葉県民のために命捧げる 殉職者・殉難者慰霊祭

千葉県民のために命捧げる 殉職者・殉難者慰霊祭

 千葉県民の安全を守ろうと職務中に命を落とした警察官や、人命救助などで警察の職務に協力して亡くなった人たちを追悼する慰霊祭が5月23日、千葉市内で行われました。

 千葉市中央区の亥鼻公園で行われた慰霊祭には、殉職した警察官の遺族や関係者など70人あまりが出席しました。

 黙祷が捧げられたあと、千葉県警の宮沢忠孝本部長は殉職者・殉難者に対し、「身をもって示した勇気と崇高な精神は警察職員の誇りとして引き継がれている」と追悼の言葉を述べました。

 その後、出席者は順番に献花台に花を手向け、県民のために命を落とした警察官たちの冥福を祈りました。

 慰霊碑には犯人を制圧する過程などで殉職した警察官88人のほか、海や川での救助活動などで命を落とした殉難者7人が祀られていて、約70年前から例年5月に慰霊祭が行われています。

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