赤楚衛二、“数字を持っていない俳優”化が止まらず…主演作『Re:リベンジ』で錦戸亮と主役交代状態に

赤楚衛二(C)ピンズバNEWS

赤楚衛二(30)主演の連続ドラマ『Re:リベンジ-欲望の果てに-』(フジテレビ系/木曜よる10時)の第7話が、5月23日に放送される。16日に放送された第6話では、赤楚演じる主人公の天堂海斗に批判が集まった。

同ドラマは、日本屈指の巨大病院・天堂記念病院で、権力争いをきっかけにさまざまな事件が起こり、登場人物たちの“野心”と“復讐心”が入り乱れるリベンジサスペンス。平均世帯視聴率は、初回こそ6.1%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)だったが、第2話からは4%台の低調続き。配信サービス・TVerも“いいね”数が減って、急失速している。

第6話は、病院の理事長に就任した海斗は、さっそく父である元理事長・天堂智信(光石研/62)の悲願だった心臓血管外科プロジェクトに着手する。一方、大友郁弥(錦戸亮/39)は海斗が融資を取りつけた投資ファンドの不祥事情報をつかんでいて、会長・天堂皇一郎(笹野高史/75)に、海斗を理事長の座から降ろすべきだと助言する。

その頃、心臓に病気を抱える朝比奈陽月(芳根京子/27)の妹・美咲(白山乃愛/11)が、発作を起こして緊急処置を受ける。予断を許さない状況だが、大友を信用できない海斗は大友にプロジェクトから外れるよう伝え、新たな医師・岡田千尋(内田慈/41)を呼ぶ。美咲の手術を焦る海斗は、経験豊富だという岡田が適任だと判断するが……という展開。

美咲の手術が行なわれるラストでは、岡田が動脈を傷つけてしまうというトラブル発生。視聴者はX(旧ツイッター)上で、《事前に調べもせずに違法投資会社と融資の契約しようとしたり、 心臓外科手術の執刀医を見切り発車で決めたり、海斗は元週刊誌の記者なのにツメが甘いよ》など、海斗の見通しの甘い身勝手な行動に批判の声が。

■錦戸演じる大友郁弥の好感度がますます上がりそう

一方で、《大友先生が手術室にやって来て、美咲ちゃんの命を助けてくれるよね?》《美咲ちゃんのことを本当に心配しているのは、天堂海斗新理事長ではなく、大友郁弥先生だと思いますよ》《今回に至っては大友郁弥がヒーローに見えた》など、錦戸演じる大友郁弥に期待する声は多い。ライバルながら、ここにきて急速に存在感が増している。

「錦戸は何かを隠しているような複雑な感情表現がうまく、バタバタしているばかりの赤楚を完全に食っていて、もはや主役状態です。今後、天堂記念病院に移籍した本当の理由など、大友郁弥の事情が明かされ、実は“いい人”になるのでしょうが、そうなると、ますます赤楚の存在感が薄くなりそうです」(ドラマライター/ヤマカワ)

赤楚は、フジドラマ系の連ドラ初主演と話題になったが、その話題に見合う視聴率や配信の数字は難しそうだ。

「赤楚は、民放地上波のGP帯連続ドラマ初主演となった、前作の『こっち向いてよ向井くん』(日本テレビ系)も、良い数字を残せんでした。また、フジテレビ系では『SUPER RICH』で、メインの役を演じるも惨敗。このままでは、数字を持っていない俳優のイメージが付きそうで心配ですね……」(前同)

今後は、海斗(赤楚)がうかつな考えを思い直す流れも考えられ、そうなると同ドラマの評価は変わるかもしれない。今後の展開に期待したい。

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