学校に現れた〝不審者〟の正体は... 忘れ物を届けに来た母親の「うっかりミス」が盛大すぎる

焦っている時って、とんでもないポカをやらかしてしまうことがある。冷静な時なら、絶対にしないような......。

そんな実体験を描いたエッセイ漫画が、X上で注目を集めている。

画像はまむとゆんず@mamu_yunzuさんの投稿より

こちらは、インスタグラム(@mamu.0801)やブログ「まむの巣」上で日常の出来事を漫画にして投稿している「まむ」さんの作品。

2024年4月24日に自身のXアカウント(@mamu_yunzu)で投稿した「忘れ物物語(前編)」というタイトルの漫画だ。

「ママ上靴玄関に忘れた」

今まさにスクールバスに乗り込もうというタイミングで、まむさんに報告する娘さん。

忘れ物があることをちゃんと思い出したのは偉いけれど、これにはまむさんも思わず真顔に。

しかし、本当のアクシデントはこの後にこそ待っていたのだ......。

痛恨のミスを犯してしまった

たとえ上靴を忘れていようとも、バスは発車してしまう。一緒に取りに帰っている時間はない。

まむさんはひとまず娘さんを送り出し、自ら学校まで追いかけて上靴を届けることにした。

「上靴あった! よし届けねば」
「え~っとあとはバッグと車の鍵! 急げ急げ!」

大急ぎで帰宅したまむさんは、玄関の棚の上で上靴を発見。追いかけるのに必要なものをかき集め、バタバタと慌ただしく学校へ向かった。

やがて学校に到着したまむさんは、入り口で先生に遭遇。上靴を預かってもらえることになった。

無事にミッション完了で一安心......の、はずだったのだが。

......上靴がない。どこにもない。まむさんが先生に差し出したのは、「虚無」だった。

なんとまむさん、忘れ物を届けに来たというのに、その忘れ物を忘れる、という痛恨のミスを犯してしまったのだ!

4月25日、Jタウンネット記者の取材に応じたまむさんは当時を振り返り、こう語る。

「(先生は)持ってないんかい、というような表情をされていました」(まむさん)

まむさんは気まずすぎる空気の中、上靴を取りに帰宅することになった。あれだけ急いで学校まで来たのに逆戻りとは。切ないし恥ずかしい......。

この盛大なうっかりに、X上ではこんな声が寄せられている。

「サザエさんかな...」
「あるあるでワロタw」
「私は水筒でやらかしたことがある...」

急がば回れ、とは、昔の人は本当によく言ったものである。

急いでいる時こそ落ち着いて行動する――そう肝に銘じて生活したい。それが、難しいんだけど。

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