「かまぼこ板の絵展」西予で審査開始 希望や願いテーマの作品目立つ

応募作品がずらりと並んだ全国かまぼこ板の絵展覧会の審査会場

 7月から愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわで開かれる「第29回全国かまぼこ板の絵展覧会」の1次審査が23日、同市城川町土居の城川農業者トレーニングセンターで始まった。26日まで4日間の審査で、国内外から届いた1~94歳の力作6157点から大賞などを選ぶ。

 ギャラリーによると、作品は全都道府県に加え、フランスや台湾などからも届いた。今回は各地で起こる震災や紛争の影響から、祈りをささげる場面など「希望」や「願い」をテーマにした作品が目立つという。

 審査は24日(午前9時~午後4時半)まで一般公開しており、同センター2階から見学できる。結果は6月11日に発表、展覧会は7月22日から来年1月13日まで、応募全作品を展示する。

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