【巨人】戸郷翔征が〝ダル魂〟で連敗ストップ目指す 200勝お祝いLINEに返事「返ってきました」

投手練習を行う巨人・戸郷

巨人の若きエース・戸郷翔征投手(24)がパドレス・ダルビッシュ有投手(37)の日米通算200勝を自身のパワーにしてチームの連敗を止める。

24日の阪神戦(甲子園)に向けて23日、ジャイアンツ球場で投手練習を行った戸郷は、「チームの流れもちょっと悪くなってますし、中継ぎの方は頑張っているので、何とか長いイニングを」と引き分けを挟んで4連敗中のチームを思いやった。

その上で「チームの勝ちをつけるのが一番ですし、首位との対決なんで、そこはすごい気合を入れてやっていければ」とチームの顔である開幕投手として前を向いた。

右腕にとって〝師匠〟の偉業が刺激になっている。昨年3月のWBCに侍ジャパンとして共闘したダルビッシュが19日(日本時間20日)、日米通算200勝を達成。すぐにお祝いLINEを送ったという右腕は、「(ダルビッシュから)返ってきました。『ありがとう』って。でも、それ以上返さなかったっすね。(殺到して)大変だろうから返さなかったです」と明かした。

WBC期間中にダルビッシュからスライダーとツーシームを直伝された。「いろんな苦労もあったと思いますし、ぼくも(200勝を)目指したい」と目を輝かせた戸郷がその思いを虎打線にぶつける。

© 株式会社東京スポーツ新聞社