LCIと三井住友ファイナンス&リース、エアバス・ヘリコプターズと16機の購入契約!

購入対象のヘリコプター3機種

三井住友ファイナンス&リース(SMFL)は、Libra Groupと共同出資するLCI Investments Limited(LCI)と、SMFL LCI Helicopters Limited(SMFLH)が、フランスのエアバス・ヘリコプターズ社と新造ヘリコプター16機の購入契約を締結したと発表しました。購入は9機が確定、7機が追加購入権付きで、2028年までに順次引き渡される予定です。この契約により、エアバス社への累計発注数は21機となります。

購入対象のヘリコプターは、H145 D3、H160、H175の3機種です。これらのヘリコプターは、医療搬送、捜索救難、大型洋上施設への輸送などに使用され、低CO2排出量で環境に配慮した設計となっています。また、将来的には持続可能な航空燃料(SAF)の使用にも対応する予定です。

SMFLは、ヘリコプターリースを通じて環境問題や社会課題の解決に貢献することを目指しており、今回の購入契約により、エアバス社とSMFLグループの関係をさらに深めることができるとしています。あわせて今回、次世代エアモビリティの実現に向けた協働も発表されました。

SMFLHはダブリンに本社を構え、SMFLが90%、LCIが10%を出資。一方のLCIはロンドンに本社を構え、Libra Groupが65%、SMFLが35%を出資しています。両社はヘリコプターリース事業を展開し、SMFLHは約65機、LCIは約150機の機材を保有しています。

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