県と市の間で意見が対立している“都市公園事業の負担金”「対立は望ましくない」岡山市議会が県議会議員と協議の場を設けることで全会一致

岡山県と岡山市の間で意見が対立している都市公園事業の負担金についてです。岡山市議会は課題の早期解決などに向け県議会の各会派と協議の場を設けることを決めましました。

岡山市議会の田口議長らが明らかにしたものです。岡山県が市町村に請求している都市公園事業の建設事業費を巡っては、岡山市が負担割合が高いなどと見直しを求めています。

いまだ両者の意見がまとまらない中、市議会では行政間の対立は望ましくないとして、「県議会・市議会の議員の間で協議の場の設置すること」を全会一致で決定。このうち「自民党市議団では、県議会の自民党と協議する」といった形になるということです。

(田口裕士岡山市議会議長)
「県議のほうも市議のほうも『やれることはすべてやりたい』その中で、どうあるべきかということは考えるべきなのでしっかり議論していく」

両議会の最大会派である自民党では、6月3日に一回目の会合を開催するという事です。

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