「浜入れは今年も中止」 海陽町・竹ヶ島で夏祭り【徳島】

県内で一番早い夏祭りとして知られる、海陽町・竹ヶ島の夏祭りが5月23日、行われました。

海陽町宍喰浦の竹ヶ島にある竹島神社では、毎年、旧暦の4月16日に大漁と航海の安全を祈って夏祭りが行われています。

ふだんは、東北の三陸沖などでマグロのはえ縄漁を行っている漁船も祭りに合わせて島へ帰り、港で大漁旗をたなびかせて祭りに花を添えます。

氏子の若い漁師たちが、神輿を担いだまま海に暴れ込む呼び物、「浜入れ」は、今年も担ぎ手が集まらず中止となったため、神輿は境内に据え置かれました。

拝殿では神事が行われ、氏子らが玉串を奉納して、大漁と海上の安全を祈りました。

( 漁師)

「航海安全、大漁祈願皆が安全に航海できるようにお願いしました」

© 四国放送株式会社