「なんて悲しい日だ」元なでしこジャパンDF鮫島彩が現役引退を決断。ファンからは温かい声「女子サッカー人気を支えた功労者」

日本の女子サッカーを支えた偉大なプレーヤーがスパイクを脱ぐ決断をした。

WEリーグの大宮アルディージャVENTUSは5月23日、元日本女子代表DF鮫島彩の今シーズン限りでの現役引退を発表した。

鮫島は常盤木学園高を卒業後、2006年に東京電力女子サッカー部マリーゼに加入。その後はボストンブレイカーズ(アメリカ)、モンペリエSC(フランス)、ベガルタ仙台レディース、INAC神戸レオネッサを経て、2021-22シーズンからは大宮Vでプレーしていた。

またなでしこジャパンでは、女子ワールドカップに3大会連続で出場し、2011年のドイツ大会では優勝、2015年のカナダ大会では準優勝を経験。2012年にはロンドン五輪で銀メダルを獲得した。

【PHOTO】巧みな守備と攻撃参加で存在感を発揮!大宮アルディージャVENTUSの鮫島彩を特集!
現在36歳のサイドバックは、自身のXも更新。「最高のサッカー人生でした!これまでサッカー選手『鮫島彩』に関わってくださったすべての方々に、この場をお借りして、心より感謝の想いをお伝えしたいです。本当にありがとうございました!」と感謝の思いを発信した。

これには多くのファンも反応。「お疲れさまでした!第2の人生も彩り豊かでありますように」「鮫島彩のfootballの旅が終わる。なんて悲しい日だ」「長く第一線で活躍されて、女子サッカー人気を支えた功労者」「W杯優勝はいい思い出です。サッカーの楽しさを教えていただきありがとうございました」といった様々な声が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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