![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1166315387114979850/origin_1.jpg)
鋭い爪やくちばしを持つ、猛禽類のフクロウ。飼育が難しいイメージですが、実はとても賢くて感情表現豊かな鳥です。X(ツイッター)では、飼い主さんと目と目でやりとりするフクロウが話題に。飼い主のmomozuku(@hsk_owl_0v0)さんに詳しいお話を伺いました。
◇ ◇ ◇
フクロウと「気持ちのやりとりできてる」
「……乗ったほうがいいの?」
そんなコメントを添えて投稿された動画には、男性とフクロウが並んで映っています。男性が左腕を差し出すと、フクロウは片足をのせました。
そして、ちらりと男性の顔を見て、このまま乗ったほうがいいのか確認します。しかし、何か違うと思ったのでしょうか。少し足を上げて、再び腕の上に足を下ろしましたが結局、戸惑いながら足を引いてしまいました。
もう一度、目を合わせて意思の疎通を図ろうとするフクロウ。男性は、そんなフクロウに対してうんうんと首を縦に振り、お腹を優しく撫でてあげました。
この動画がXに投稿されると、4万件もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「目を合わせるのかわいいですねw」「見てくるところに信頼を感じますね」「気持ちのやりとりできてるなぁ」「顔見てるのかわいすぎる」など、多くの声が寄せられています。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1166315387145880365/origin_1.jpg)
「乗らなくて良かったのかよ!」 遊ばれたかぼすちゃん
愛らしい仕草が話題になったのは、ユーラシアワシミミズクの女の子「かぼす」ちゃん。5月末で2歳になります。
動画に映っていたのは、飼い主さんの配偶者さん。かぼすちゃんを腕にのせようとしていたのを見かけて動画を撮り始めたそうです。
「その後は、夫が腕をフクロウ側へ出すのをやめたため『結局、乗らなくて良かったのかよ!』と、かぼすも遊ばれていたことに気づいてムッとしてました(笑)」
かぼすちゃんは爪のメンテナンスをしているので、配偶者さんのようにパーカーの上からのっても痛みはないそうです。ただ、フクロウは機嫌や状況しだいで急に爪を立てることがあるので、真似をしてほしくないと飼い主さんは注意喚起をしています。
![](https://nordot-res.cloudinary.com/c_limit,w_800,f_auto,q_auto:eco/ch/images/1166315389899834173/origin_1.jpg)
赤ちゃんのときから鳥と一緒 大型の鳥との暮らしを考えるように
実はかぼすちゃん以外にも、鳥類や爬虫類を飼育しているという飼い主さん。子どもの頃からセキセイインコや文鳥、コザクラインコなどの鳥と暮らす生活をしていたため、物心ついたときには鳥が大好きだったそうです。
ひとり暮らしをするのに「鳥がいない生活は寂しい」と思うほど、鳥と近い生活を送っていました。親元を離れたあと、最初にお迎えしたのはオカメインコ。その後、大型の鳥と暮らしたいという思いが強くなっていったといいます。
「パッと思いついたのが、猛禽類とオウムでした。オウムは鳴き声や生体代などの面で断念、タカは調教が必要であることや、フンを後ろに飛ばすなどするため掃除が大変という点から断念しました」
こうしてフクロウを飼育することに決めた飼い主さん。それからは飼育可能な物件に引っ越したり、猛禽類を取り扱うお店へ通ってフクロウに関する知識を増やしたりしました。
「お迎えするため、必死で準備を行ったことは今でも覚えています(笑)」
飼い主さんの愛に包まれて、幸せな毎日を過ごす鳥たち。これからも、ふと見せるかわいい仕草から目が離せませんね。飼い主さんはハンドメイドも趣味で、鳥や爬虫類をモチーフにしたオリジナル雑貨を数多く制作。ネットショップ「momozuku雑貨店」で紹介していますよ。