青森・むつ市の中間貯蔵施設の「オフサイトセンター」 新たな候補地に市役所周辺が浮上

青森県むつ市の使用済み核燃料の中間貯蔵施設を巡る動きです。緊急時の防災拠点となるオフサイトセンターの候補地に、むつ市役所周辺の用地が新たに浮上しました。

中間貯蔵施設のオフサイトセンターについては、むつ運動公園のプール跡地が候補地として検討されていましたが、調査の結果、敷地の一部でぬかるみが確認されました。

こうしたことから、建物の立地に適さない可能性があり、候補地として新たに市役所周辺の用地が浮かび上がりました。

今後、県とむつ市が立地の可否を調査することにしています。

中間貯蔵施設を巡っては、事業者のリサイクル燃料貯蔵が7月から9月までの事業開始を目指していて、事業の開始までに国がオフサイトセンターを指定することにしています。

© 青森朝日放送