朝ドラ・意外な描写で「出産シーン」トレンド入り「新鮮」の声

激動の時代、女性初の弁護士として活躍するヒロインの苦悩や奮闘を描く連続テレビ小説『虎に翼』(NHK朝ドラ)。5月23日放送の第39回では、寅子の妊娠・出産を巡る描写が話題となっている。

寅子(伊藤沙莉)のお腹に優しく触れる夫の優三(仲野太賀)(C)NHK

妊娠中でありながら、自分を追い詰めるように働く寅子(伊藤沙莉)。勤め先の弁護士事務所に恩師の穂高(小林薫)が訪ねてきたことをきっかけに、よね(土居志央梨)に妊娠していることがバレてしまう。

妊娠を黙っていたことをよねに詫びる寅子だが、断絶してしまう2人。ついに心が折れた寅子は、事務所を辞め弁護士の道を諦める。家庭に入り、これまでの「地獄」とは全く違う平穏な日々を送るのだった。

寅子と夫・優三(仲野太賀)の子、優未が誕生した今回の放送。妊娠中だった寅子が、次の場面ではもう優未を背負っている展開の早さが話題となった。

X(旧ツイッター)では「いつの間に生まれてる!!! おめでとう寅子」「出産シーンが無い朝ドラも新鮮でいい・・・!」「ヒロインの出産シーン皆無でいつの間にか子供をおんぶしていたのが新鮮だった」などの声が上がり、「出産シーン」がトレンド入りした。

放送はNHK総合で朝8時から、NHK BS・プレミアム4Kでは朝7時半からスタート。5月24日放送の第40回では、子育てをする寅子のもとに来客が訪れる。

文/つちだ四郎

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