オアシス、デビューアルバム30周年記念盤を全5形態でリリース 別バージョン&アウトテイク初収録

オアシスが、『Definitely Maybe(邦題:オアシス)30周年記念デラックス・エディション』を8月30日にリリースする。

今作には、ノエル・ギャラガーとカラム・マリーニョが初めてミックスを手掛けた、Monnow Valley Studio(モノウ・ヴァレー・スタジオ)での幻のオリジナルレコーディングセッションからの楽曲のほか、コーンウォールのSawmills Studio(ソーミルズ・スタジオ)で録音された、オリジナル版からのアウトテイクを収録。さらに、オリジナルLPのボーナストラック「Sad Song」の未発表デモバージョンも収録されており、この別バージョンではリアム・ギャラガーのボーカルが聴ける。

30周年を記念して、アートワークもすべて一新。オリジナル盤のアートデザイナーであるMicrodotのブライアン・キャノンと、スリーブ写真家のマイケル・スペンサー・ジョーンズが新たなアートワークを手掛けた。また、クリエイション・レコーズのアラン・マッギーと、ジャーナリストのヘイミッシュ・マクベインが、ライナーノーツを寄稿している。

2形態共に国内盤も同日発売予定の限定デラックス2CD、デラックス4LPフォーマットのほか、カラーバイナルは「Up In The Sky」の<learning to fly>という歌詞からインスパイアされたブルー&ホワイトマーブルの2LP、「Digsy's Dinner」の<Strawberries and cream>という歌詞からインスパイアされたピンク&ホワイトマーブル2LPの2仕様に。さらに、限定エディションのブルーカセットとデジタルフォーマットの全5形態でのリリースとなる。なお、全フォーマット、オリジナルバージョンの『Definitely Maybe』は2014年リマスター音源を採用。

『Definitely Maybe』のオリジナル版は1994年8月にリリース。「Supersonic」「Shakermaker」「Live Forever」「Cigarettes & Alcohol」「Rock 'n' Roll Star」「Slide Away」など、タイムレスな輝きを放ち続ける11曲を収録している。なお、アルバムのキャンペーン活動の詳細は、『#Defmaybe30』へ。

(文=リアルサウンド編集部)

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