岐阜の水位低下と「混同してはいけない」リニア工事で静岡市長が見解「静岡工区の水問題とは別問題」

リニアの工事が行われている岐阜県で、井戸の水位が低下したとされる問題で、静岡市の難波市長は、「静岡工区の水問題とは別問題」などと語りました。

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<静岡市 難波喬司市長>
「岐阜県の例は、リニアのトンネルの近傍で発生しているという例になります。(大井川)中下流域の影響というのは相当離れたところの影響ということですから、ここの現象は別問題になります」

静岡市の難波市長は5月23日、会見を開き静岡工区での水問題とは別問題という見解を示しました。

岐阜のトンネル工事は、地下水位が地上に近いため井戸の水位に影響しましたが、静岡工区で問題視される大井川流域については、工事箇所から100km近く離れている点をあげ、混同してはいけないなどと指摘しました。

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