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すし店で幅広い年代から愛されているサーモン。そのサーモンの特産化を目指し、富山県氷見市の小さな漁港が挑戦しています。
氷見市の宇波浦漁業組合では、3年前からサーモンのなかでも人気の高いギンザケの養殖に取り組んでいます。
ギンザケは養殖することで寄生虫がつきにくく、生で食べることができ脂が乗っているのが特徴です。
記者:「漁師たちがギンザケを次々と水揚げしています、ギンザケかなり元気です」
水揚げされたギンザケは、平均で30センチから40センチと去年より10センチほど大きく、重さは倍の2キロで脂が乗っているということです。
組合ではこれまでの経験から養殖期間を2か月のばしたうえでエサを小分けに与えるなど試行錯誤してきました。
宇波浦漁業組合 代表理事組合長 荻野洋一さん:「年々大きく育ってまして、ことしも去年よりは一層また大きくなっていて、脂の乗りも去年とは全然違うおいしくなっています。観光に来ていただいた方とか市民のみなさんに是非、氷見の海で育てたサーモンということで、付加価値として売り出していけたらなと思います」
宇波浦漁業組合のギンザケの出荷は、来月5日までの予定でおよそ6000匹が県内外のスーパーなどで販売されます。