男子プロゴルフのミズノ・オープン(山陽新聞社後援)は23日、笠岡市のJFE瀬戸内海GC(7461ヤード、パー72)で132人が出場して開幕。有資格者を除く上位3人に与えられる全英オープン(7月18~21日)の出場権を懸けた熱戦が始まった。
同GCでは4年連続の開催で、中国地方では今季唯一の男子ツアー。初日はツアー通算4勝の堀川未来夢と初優勝を狙う阿久津未来也が8アンダー、64でトップに並び、1打差の3位に今平周吾らがつけた。
曇天微風の好コンディションの下、堀川や石川遼ら実力者が次々にラウンド。2週連続優勝に挑む作陽高(現作陽学園高)出の幡地隆寛、新人の大嶋港(関西高出)ら岡山ゆかりの選手もプレーし、会場を訪れた931人のファンから大きな拍手や声援が送られた。
ゴルフ仲間と毎年訪れるという福山市の観客(81)は「若手に負けず頑張っている谷口徹や片山晋呉といったベテランに注目したい」と話した。
賞金総額は1億円(優勝賞金2千万円)。24日の予選第2ラウンドで60位タイまでが25、26日の決勝ラウンドに進む。