大竹まこと「日本は『中福祉・高負担』になっちゃってる」「たくさん税金を取るなら、その分やらなくちゃいけないことがあるんじゃないか」

5月23日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、電気料金の値上げを中心とした、現代日本の経済状況について取り上げた。

大手電力10社すべてで、6月使用分の家庭向け電気料金が、大幅に値上げされる。
関西電力では46.4%、九州電力では43.8%など。
食料品の高騰などもあり、家計へのさらなる経済的負担が懸念される。

大竹まこと「ちょっと前にこの番組に出演された神戸在住の教授は『北欧なんかはみんな心配なく暮らしてますよ』って言ってたよね。それは『高福祉・高負担』だから。たくさん税金が取られる代わりに、老後は安心して暮らせる国なんだと。
日本はずっと『中福祉・中負担』という政策を取ってきたんだけど、現状を見ると『中福祉・高負担』になっちゃってる。いや、(税金を)取るんだったら取ったらいいけど、年を取ったら静かに暮らせるくらいには、国はやらなくちゃいけないことがあると思うんだけど。でも出来てないと。
その上、若い人たちは賃金も少なくて、結婚するほどのお金もないと。その割に『異次元の少子化対策』とか言って、何やったんだろうなと。結婚してからの話をしてるけど、結婚出来ないんだって言ってるのに! そこには手が回ってないってことだよね……」

© 株式会社文化放送