【DeNA】オースティンが2号ソロ含む3安打3打点の大暴れ「何でもやる」 チーム5割復帰

DeNA・オースティン

DeNAのタイラー・オースティン内野手(32)が23日のヤクルト戦(神宮)に「4番・一塁」で先発出場し、2号ソロを放つなど3安打3打点の大暴れ。チームも5―3で3連勝を飾り、自らのバットで大きく貢献した。

頼もしい助っ人の打棒が初回から爆発した。リードオフマンの蛯名が中前打を放ち、一死後に3番・佐野も四球で出塁。一死一、二塁の好機で打席に立ったオースティンは相手先発・高橋から甘く高めに浮いた直球を中前へはじき返し、先制適時打を放った。

その後も勢いは止まらなかった。4回に先頭打者で2打席目を迎えるとほぼ真ん中に入った直球を見逃さず豪快なフルスイング。神宮のカクテル光線に照らされた打球は大きなアーチを描き、敵地スタンドでベイ党が待ち受ける左翼席中段へと入り込む2号ソロとなった。

5回にも一死一、二塁から左翼へ適時二塁打。試合後のヒーローインタビューでは「チームのためにできることは何でもやろうと思って打席に入っていたので、それができてうれしいです」と熱いまなざしとともに力強い言葉を並べた。

ハマの背番号3の猛奮起でチームも勢いを取り戻し、勝率5割へ復帰。この流れを23日からの本拠地・広島3連戦に持っていくことができるのか。今後も注目だ。

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