草彅剛 国民的スターの器の大きさを見せつける「人の気持ちはコントロールできないから、勘違いされて嫌われても気にしない」

国民的スター・草彅剛さんが、独特の空気で最強女子軍団を混乱させました。

【写真7枚】草彅剛が“いいひと”の殻を破った!?

最強女子軍団“トークィーンズ”が待つスタジオに、男性ゲストが招かれるトークバラエティ『トークィーンズ』。

5月23日の放送は草彅さんが登場。映画『ミッドナイトスワン』(2022の年)の演技により、『第44回 日本アカデミー賞最優秀主演男優賞』を受賞し、朝ドラ『ブギウギ』(2023年~2024年・NHK)では戦前前後の日本をヒット曲で支えた作曲家役を熱演。

現在、公開中の映画『碁盤斬り』では、愛する娘と誇りのために戦う清廉潔白な武士に扮し、唯一無二の存在感を発揮しています。

スタジオには、指原莉乃さん、いとうあさこさん、若槻千夏さん、アン ミカさん、池田美優さん、野々村友紀子さん、藤田ニコルさん、3時のヒロイン(福田麻貴さん、かなでさん、ゆめっちさん)が最強女子軍団“トークィーンズ”として参加。

収録の数日前、事前取材を行った野々村さんは、草彅さんの素顔を深掘りしました。

草彅剛 環境の変化でキャラクターが激変!?

この日が初対面だったものの、かつて草彅さんもレギュラー出演していた『笑っていいとも!』の作家を野々村さんが担当していたことを説明すると、「急に心が近くなりました」といい、徐々にテンションがヒートアップ。

動揺する野々村さんを前に、草彅さんは「環境が人を変えるのかも」と自己分析しました。

“いいひと”のイメージが強く、怒っているイメージがない草彅さん。「私は怒ってばかり」と嘆く野々村さんに「それは怒ってるんじゃないと思うよ。気分の感情に気づいていないだけ。“Keep on trying”ですよ」と謎の分析。

イラッとしたことを聞かれると、「全然」と否定しつつも、行き先を告げたにも関わらず返事をしないタクシー運転手に遭遇したエピソードを振り返りながら、「心の中では『ん゛ん゛ん゛―――――、来ぃてるよぉぉぉ~!』って」と雄たけび。

「それが怒ってるやつや」とツッコむ野々村さんに「大人のポリシーですよ、怒ってるのとは違う」と否定しました。

かつて、女性と北京ダックを食べたときには、「好意が少しあったんですけど、皮の端を食べずに残すところを見て萎えてしまった」と告白。これにも怒ったわけではなく、「来ぃてるよぉぉ~!」。

さらに、「稲垣(吾郎)くんやスタッフと食事をしたとき、稲垣くんが出演している映画の話をしながら犯人について話し始め、『ふっざけんな!』と思ったね」と、ネタばらしをされてしまったことに「何で言うんだよ!来ぃてるよぉぉ~!」とイライラ。

謎の声をあげ続ける自分の様子をスタジオで見届けた草彅さんは、「あんなに言ってると思わなかった。やめてくれよ、好感度が下がるわ」と苦笑しました。

「 見る人の気持ちはコントロールできないからどうでもいい」スターならではの見解を紹介

野々村さんは、草彅さんにまつわるミステリアスな噂話をも検証。

「旅先に履かないデニムを持っていく」には「ホテルの部屋はソワソワして眠れないので、デニムを4本ぐらい持っていって結界を張って寝ます。これで『俺は守られている』って」。

「エビと会話ができる」には「『どっちの料理ショー』(日本テレビ)にレギュラー出演していたとき、油で揚げる直前に活きたエビが『熱いっ』って言った。脳内に、テレパシーみたいな感じで本当に聞こえた」と“不思議ちゃん”発言。

また、いわれのない濡れ衣を着せられてしまう最新主演作の内容にちなみ、実際とは違うイメージをもたれたことで、苦労した経験はないかを問われると「僕らの仕事って常にそう」とつぶやき、「カッコいいね、今の」と発言を自画自賛しつつニヤリ。

「(作品を)見る人の気持ちってコントロールできないからどうでもいいと思っている。勘違いされて嫌われても、また違うところで勘違いして好きになってもらえるかもしれない」と真剣に語り、国民的スターとしての器の大きさをのぞかせました。

© 株式会社フジテレビジョン