【多摩川ボート・SGオールスター】菊地孝平が32位タイからの勝負駆け「調整は正解に近づいている」

予選最終日に向けて気合を入れる菊地孝平

ボートレース多摩川のSG「第51回ボートレースオールスター」は23日、予選3日目が行われた。7R、菊地孝平(45=静岡)は3コースからコンマ09の踏み込み。2コースの田頭実がスタート後手に回ったこともあり余裕たっぷりのまくり差しを決めて抜け出した。予選前半は5、3、6着と流れに乗れていなかっただけに「勝負がつながってホッとした」と胸をなで下ろした。

37号機も「足は悪くなくて、伸びは普通より良さそう」とまずまずの評価。「あとはペラの微調整で大丈夫だと思う。正解に近づいている」と完調間近だ。

得点率32位タイからの勝負駆け。「オールスターだし結果を出したい。けど、自分で納得できるような内容のあるレースをしたい。僕は内容重視で行った方が結果につながる。鳴門もそうだった」。名人の称号を勝ち取った鳴門PGⅠマスターズチャンピオンを振り返りつつ、目の前の走りに集中することを誓った。

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