【ヤクルト】高橋奎二が5回途中4失点KO…高津監督「解説のしようがない」と〝断罪〟

ヤクルト・高橋奎二

燕の指揮官もあきれ顔だった。最下位ヤクルトは23日のDeNA戦(神宮)に3―5で敗れ、悪夢の5連敗。同一カード3連敗を喫し、借金は7に膨らんだ。

先発マウンドに立った高橋奎二投手(27)は本来のリズムを保てず安定感を欠いた。初回から横浜打線に捕まり、4番・オースティンに2球目に投げた高めの直球を捉えられ、先制適時打を献上。2回、3回こそ三者凡退に抑えたものの、4回に再びオースティンにソロを浴びるなど追加点を許した。5回途中で降板し、7安打4失点と振るわず今季2敗目を喫した。

打線は4点を追う7回に4番・村上がリーグトップの11号ソロ、サンタナも6号ソロとアベックアーチ。8回にも村上が中前適時打を放って1点差にまで迫ったが、結局及ばなかった。

試合後の高橋奎は「調整の時間を長くいただいたのに、ゲームをつくれず、流れを持って来られず、申し訳ない」と猛省。高津臣吾監督(55)は「解説のしようがない。本人も(球が)どこ行くか分からなかったのでは。それほど制球が悪かった」と背番号47に対し、厳しい言葉を向けていた。

© 株式会社東京スポーツ新聞社