小さな命とふれあい 児童稚アユを放流 「速い!」「跳ねる!」と興味津々/岡山・津山市 

加茂小学校=岡山県津山市加茂町=の1、2年生40人が23日、加茂川に稚アユを放流し、小さな命とふれあった。

地域の自然と川魚に親しんでもらおうと加茂郷漁協(厨子秀喜組合長)が恒例で協力し、倉見川との合流点に集合。23日の釣り解禁に向けて放流を進める中、この日は総社市の養魚場から人工ふ化の稚魚(体長10センチ前後)を約1万匹取り寄せ、同所には約2000匹を配分した。

組合員が20~30匹ずつバケツに入れて手渡すと、児童たちは勢いよく泳ぐ魚体をさわって「速い!」「跳ねる!」と興味津々。岸辺まで運んでは流れに放ち、早瀬に泳ぎ去る魚影を見送った。

2年・小原旭登君は「元気に大きくなってほしい。夏休みになったらお父さんと釣ってみたい」と話した。

放流された稚鮎

© 津山朝日新聞社