『ライジングインパクト』ガウェインの熱戦映す本予告公開 主題歌はBLUE ENCOUNTが担当

6月22日よりシーズン1が配信されるNetflixシリーズ『ライジングインパクト』の本予告が公開された。

本作は、『七つの大罪』を生み出した鈴木央の初連載作品として、1998年から2002年の間に『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、特別な才能(ギフト)をもつ天才ゴルファーたちの常識を超えたバトルを描いた同名漫画を初アニメ化するもの。

監督を務めるのは、『Fate/Grand Order: First Order』、『ゴールデンカムイ(第1期~第3期)』などの難波日登志。シリーズ構成・脚本を『MAJOR』シリーズや『バクマン』などの土屋理敬が担当する。また、キャラクターデザインを『チェンソーマン』などの押山清高(Studio DURIAN)、音楽を『弱虫ペダル』などの横山克、アニメーション制作を『Fate/Grand Order: First Order』や『トモちゃんは女の子!』などで難波監督と何度もタッグを組んできたLay-duceが務める。

主人公・七海ガウェインは、ボールを誰よりも遠くに飛ばす“世界一の飛ばし屋”になることを夢みる小学3年生の少年。田舎の山奥で祖父と2人で暮らしていたある日、女子プロゴルファーの西野霧亜と出会い、世界で最もボールを飛ばせる競技“ゴルフ”を教わる。目を輝かすガウェインがひとたびゴルフクラブを握ると空気は一変。山奥の生活で鍛えられた筋力と体幹、そして人並外れた洞察力で、ボールを真芯でとらえ、プロ顔負けの飛距離をたたき出す。すっかりゴルフに魅了されたガウェインは、霧亜の協力のもと世界中の優れたジュニアゴルファーが集まるキャメロット学院に入学。世界一の飛ばし屋になるべく様々な試練に挑んでいくーー。

公開された本予告では、日本、イギリス、アメリカとキャメロット学院の各校の代表選手が競い、世界一のジュニアゴルファーを決める“キャメロット杯”の選抜試合で、ガウェインが最強のライバルたちと繰り広げる熱戦の一端が映し出されている。百発百中でボールの芯を捉えたショットを繰り出す“ギフト”を持つガウェインだが、彼の前に立ちはだかるのは、遠く離れた位置からもカップまでの道筋が光り輝いて見える“パターの天才”ランスロット・ノーマン(CV:花守ゆみり)、苦手な分野がないオールラウンダーのリーベル・リングヴォルド(CV:上村祐翔)、ドライバーが得意クラブのライザー・ホプキンス(CV:武内駿輔)、特殊な知覚力を持ち自然の力を借りてプレーする李王煉(CV:竹本英史)強烈なバックスピンと繊細なコントロール力で確実にカップインを狙う小泉祐美子(CV:本渡楓)、ドライバーの飛距離は世界レベルに匹敵するAクラスプレイヤー東堂院戒(CV:小西克幸)、パターの才能に長けており、ランスロットとはまた異なる蛇のような道筋を見ることができる黒峰美花(CV:松井茜)などクセ者ぞろいの日本校の精鋭たち。

主題歌は、ギターロックバンドBLUE ENCOUNTが、シーズン1、シーズン2共に担当する。本作のためだけに楽曲「gifted」を書き下ろした田邊駿一は、「25年の時を経て解き放たれるライジングインパクト。主題歌という光栄な大役、ガウェインの真っ直ぐさに負けぬように熱く挑めました。“個性”について日々自問する現代、僕ら人間には一体どんな“ギフト=才能”があるのか。『gifted』で自分なりの一つの答えが書けた気がしています。この曲があなたにとっての心の糧になれば幸いです」と楽曲に込めた想いを語った。
(文=リアルサウンド編集部)

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