King & PrinceがJR西日本に感謝 帰宅困難のファンに毛布と飲み物を配布…「駅まで3時間」予想の主催者側は謝罪

STARTO ENTERTAINMENT

山口市でのイベント終了後、大混雑で約1000人が終電に間に合わず

King & Princeの永瀬廉と高橋海人がデビュー6周年記念日の23日、グループのYouTubeチャンネルで生配信を行い、前日22日に山口市のきらら博記念公園で開催されたイベント「King&Princeとうちあげ花火」で一部のファンが帰宅困難となったことに言及した。

配信の終盤、永瀬が切り出した。

「いろんな所からいらっしゃって、会場から帰られる時に大変だった方もいらっしゃったかもしれないですけど、昨日、帰れなかった方は無事に帰られましたかね。大丈夫でしたかめ。心配やったね。無事に帰ってくれていたらそれがなによりですから」

続いて高橋が「ちゃんと楽しい記憶で僕たちはみんなにいてほしいから」「帰れなかった人たちに手を差し伸べてくれた方もいるというのも聞きました」と話し、永瀬も「大変だった状況の方を助けてくださった方もたくさんいると聞きました。そういう方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とし、2人で「本当にありがとうございます!」と声を合わせて頭を下げた。

同イベントには約3万人が詰めかけ、午後8時30分頃に終了。だが、車での来場者も多かったことで会場のきらら記念公園からJR新山口駅まで約10キロの道路が大混雑となった。結果、終電に間に合わなかった 「帰宅難民」が大量発生。その数は約1000人され、騒動になっていた。

イベントを主催したユニバーサル・ミュージックは事前に公式サイトで「公演終了後のシャトルバス乗車には混雑により、最後のお客様が乗車されるまで3時間程度の時間を要することが予想されます」「新幹線等の希望される時間の交通機関に間に合わない可能性がありますので、予めご了承ください」と告知していたが、イベント翌日のこの日、公式サイトに謝罪文を掲載した。

「ご迷惑をおかけしたお客様、関係各位に心よりお詫び申し上げます。本公演は予定通り20:30に終了し、お客様の送迎を開始いたしましたが、交通の渋滞や混雑などが生じたことにより、新幹線の終電に間に合わなかった多くのお客様が駅構内で始発の時間までお待ちいただくこととなりました。事前にホームページ等で現地の交通事情についてご案内しておりましたが、お客様の帰宅が困難となり、ご迷惑おかけいたしましたことを重ねて深くお詫び申し上げます」

その上で「JR新山口駅に留まることになったお客様に毛布・飲み物を配布するなどの対応をして頂いたJR西日本様にお詫び申し上げるとともに、ご厚意に深く感謝致します」。今後のイベント開催については「改めて事前のリスクチェックを徹底の上、お客様に最後まで安全かつ快適にお過ごし頂けるように努めてまいります」と記した。

この騒動についてはネット上で「事前告知してあるなら、自己責任では」「本数は少ないけど、阿知須駅まで歩いた方が良かった」「新山口の皆様、優しい」などの声が上がっている。

※高橋海人の「高」の正式表記ははしごだかENCOUNT編集部

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