観光スポットを実体験 マレーシアの旅行会社が視察 鳥取ツアー商品開発向け

砂丘の急斜面をサンドボードで滑走するドミニク社長

 マレーシアの大手旅行会社で日本ツアーを専門に取り扱う「ジョイパラダイス」による、鳥取ツアー商品開発に向けた視察が16~19日に鳥取県内であった。視察最終日の19日は、県を代表する観光地の鳥取砂丘で、関係者がサンドボードを体験するなど、鳥取のもつ観光資源に触れた。

 同社のドミニク・テ・ホン・チュアン社長やマレーシアの人気アナウンサー、ガン・メイ・ヤン氏らが4日間かけて、石谷家住宅(智頭町)や青山剛昌ふるさと館(北栄町)、水木しげるロード(境港市)など県内の観光地を視察した。

 鳥取砂丘でのサンドボード体験では、ドミニク社長らがインストラクターの指導の下、急斜面を滑走。体験後は、砂丘の雄大な景色を写真に収めていた。

 ドミニク社長は「マレーシアの人たちは間違いなく鳥取の自然や食べ物などを気に入る。より多くの人に来てもらえるようなツアーに仕上げたい」と意気込んだ。すでに同社は鳥取ツアー商品として販売開始しており、視察結果を基にツアー内容を調整するという。

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