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カブスの鈴木誠也外野手(29)が23日(日本時間24日)、本拠地シカゴでのブレーブス戦に「2番・右翼」で先発出場し、4打数2安打で打率を2割5分2厘とした。
ようやく快音だ。初回一死で巡ってきた第1打席で相手先発右腕・スミスシャバーがカウント1―2から投じた4球目、真ん中高めへの83マイル(約133・6キロ)のチェンジアップを捉え、鋭いライナー性の打球で右前へ運んだ。これが16日(同17日)のパイレーツ戦以来、21打席ぶりの安打となった。
さらに3回の2打席目は94マイル(151・3キロ)の内角直球に差し込まれ、二塁への平凡なポップフライかと思われたが、相手が日差しで打球を見失い、ラッキーな内野安打となった。
1点を先制された直後の5回の攻撃では二死一塁の場面で左中間へ落ちそうな打球を放ったものの、相手中堅手の好守備に阻まれて凡退。8回の4打席目もチェンジアップをうまく捉えてフェンス際まで運んだが、柵越えはならなかった。
鈴木は6試合ぶりのマルチ安打と奮闘したが、チームは4安打に封じられて0―3で今季5度目の零封負け。24日(同25日)は敵地のセントルイスに場所を移し、カージナルスと対戦する。先発マウンドにはここまで5勝0敗、防御率0・84を誇る今永昇太投手(30)が上がる予定で快投が期待される。