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出荷時期の早さで全国的に知られる「高砂[たかさご]レンコン」の収穫が22日、熊本市西区沖新町の高砂地区で始まった。6月下旬までハウス、その後は露地で栽培し、8月中旬までに約180トンの出荷を見込む。
高砂レンコンは「早掘りレンコン」とも呼ばれ、あくのないみずみずしさと、シャキシャキした食感が特長。JA熊本市高砂蓮根部会によると、20軒が33ヘクタールで栽培している。
この日は早朝から、同部会の藤本直人さん(76)ら2軒が収穫。高圧の水で土の中のレンコンを浮かせ、折れないよう一本ずつ丁寧に掘り出した。
関東や関西に泥を落とした「洗い」、西日本を中心に「泥つき」を出荷。一部は熊本県内でも販売される。同部会の藤本武部会長(55)は「高砂レンコン特有の白さと甘みをぜひ味わってほしい」と話している。(米本充宏)