大谷翔平、称賛された“124万円の使い道”が話題 相手は感激「10秒くらい呼吸もできなかった」 敵地で驚きの光景も

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

ドジャース13連戦を振り返る

米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は13連戦を終え、23日(同24日)は久々の休養日。連戦中に生まれた象徴的なシーンを振り返る。16日(同17日)のレッズ戦では自身のボブルヘッド人形が配布され、驚きの光景も生まれたほか、少年に対する粋な行いも話題になっていた。

先着4万人に大谷翔平投手のボブルヘッド(首振り人形)が配布され、中には1700体のビジターユニホームを着た“レアモデル”も混ざっていたことで話題になった。平日にもかかわらず球場周辺には長蛇の列ができ、今季メジャー全体で最多の5万3527人が集結。X上の米ファンも「ショウヘイ・オオタニ効果だ」「大金が(大谷に)支払われた理由」などとざわついた。

さらにこの日は病と闘う13歳のアルベルト・リーくんに始球式とこの日の球場スイートルーム利用権をプレゼントして話題に。大谷の契約には、毎試合のスイート利用権が含まれていると報じられており、ドジャース公式サイトの案内によると、ドジャースタジアムに設けられた「バンク・オブ・アメリカスイート」は最低8000ドル(約124万5000円)からの値段設定だ。Xでは「素敵」「プライスレス」などと称賛を浴びていた。

この日、試合前にはアルベルトくんとサプライズ対面。目の前に現れた大谷に、アルベルトくんは目を丸くして驚いていた。ドジャース公式のX(旧ツイッター)が公開した交流の裏側を伝える動画では「衝撃だったよ。しゃべることすらできなかったし、10秒くらい呼吸もできなかった。なぜなら彼に会うのは初めてだったから」「これは人生で一度きりの出来事だと思うし、お母さんやここにいるみんなに感謝したい」と口にしている。

敵地でも驚きの光景が生まれていた。13日(同14日)にサンフランシスコで行われたジャイアンツ戦。オラクル・パークの客席の様子を、ジャイアンツ側の地元ラジオ局「KNBR」公式Xが「今夜のオラクル・パークではドジャーブルーが目立つ」と紹介。一塁側スタンドの多くが、ブルーのグッズを身につけたドジャースファンで埋まっていた。敵地では“異様”にも見える光景。米国のジャイアンツファンからは「頭にくるなぁ」「完全に乗っ取られてる」などと様々なコメントが書き込まれていた。

19日(同20日)のレッズ戦では自身4年ぶりのサヨナラタイムリーを放って観客を沸かせるなど、プレーでも打率.348、13本塁打とチームを牽引。毎年6月の強さが話題になるが、5月から好成績をマークしている。

THE ANSWER編集部

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