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ボクシングの世界ヘビー級4団体統一王者となったオレクサンドル・ウシク(37=ウクライナ)がハリウッドデビューすることになった。
英紙「サン」によると、ウシクは総合格闘技「UFC」の元チャンピオンでレスリング出身のマーク・ケアー(米国)の生涯を描いた伝記映画「ザ・スマッシュ・マシン」で主演を務める〝ザ・ロック〟ことドウェイン・ジョンソンとともに、ウクライナ出身のイゴール・ボブチャンチン役を演じる予定という。
ウシクは18日の世界ヘビー級4団体統一戦(サウジアラビア)でタイソン・フューリー(英国)に判定勝ち。世界で最も権威ある専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP、階級差のない最強ランキング)で、世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に替わって1位になるなど、誰もが認める「世界最強」の座を手にしたばかりだ。
同紙は「ウシクにとって俳優デビューとなる」とし「フューリーとの試合のプロモーションでカウボーイと剣闘士を演じ、俳優としてやっていけるかについても、うかがわせた」と指摘。ウシクが演じるボブチャンチンはケアーとともに、1990年代から日本のPRIDEに参戦したスター選手。この映画は英国などで12月に公開される予定という。