悲報…大谷翔平の絶妙バント安打は「投手失策」と訂正 打率「6厘」下がる

快足を飛ばしてセーフだった(ロイター)

MLB機構は23日(24日)、ドジャース・大谷翔平投手(29)に関する記録を一部訂正した。

対象となったのは、20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦でマークしたセーフティーバントによる「内野安打」。初回の第1打席で初球にバントの構えを見せると、そのまま三塁方向へ転がした。慌てて打球の処理に向かったのは相手先発投手のマンティプライで、捕球した後に投げた一塁への送球がそれ、全力疾走した大谷はセーフとなって投前への安打が記録された。

ロバーツ監督も「彼は考えながら野球をしている」と脱帽し、ファンをもザワつかせた〝奇策〟で米メディアをもうならせたが、3日後に「投手失策」に記録が変更され、幻となった。そのため大谷の打率は3割5分4厘から3割4分8厘に「6厘」低下。それでもリーグ2位のプロファーは3割3分9厘で打率トップは変わらない。

大谷は1安打を〝損した〟格好となったものの、相手投手の一塁送球の精度やタイミングの問題もあり、SNSなどでは「明らかにタイミングはアウト」「仕方ない変更」「どう見てもエラー」などとやむなしとする声が多く上がっている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社