玉名市の高瀬裏川水際緑地一帯のハナショウブが見頃を迎え、紫や白の美しい花が見物客を楽しませている。
一帯の川沿いは約700メートルにわたり、ハナショウブが植えられている。21日は見物客が遊歩道や石橋の上から帯のように見える花を見つめ、鮮やかな色彩に癒やされていた。15年ぶりに訪れたという熊本市中央区の主婦貞光晴代さん(80)は「色のグラデーションがきれいで、生きる力をもらった」と笑顔で話した。
一帯では6月1日まで「髙瀬裏川花しょうぶまつり」を開催。日没から午後10時まで、ハナショウブをライトアップする。25日はメインイベントの野外コンサートなどがある。(岡本遼)