23日、十八親和銀行(長崎市)の銀行アプリから、引き落としのプッシュ通知が同じ顧客に複数送信される不具合が生じた。このためアプリにアクセスが集中し、つながりにくくなった。同日夜に復旧した。
同行によると、プッシュ通知が複数届いたのは、27日に引き落としがあるアプリ利用客。通知は2営業日前に送信するサービス。アプリ自体は利用できる。同一の引き落としが複数実施されることはなく、給与受け取りなどの取引に影響はない。同行は「ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません」としている。
同行のアプリは昨年10月にリニューアル。今年4月に機能追加やホーム画面の改善をした。企業の給与振り込み集中日だった3月25日と4月25日もアプリへのアクセスが多く、通信に時間がかかるようになっていた。
同行と同じふくおかフィナンシャルグループ傘下の福岡銀行、熊本銀行も同様の不具合を発表した。3社のアプリは共通のシステムを使用している。
十八親和銀アプリで不具合 引き落としのプッシュ通知が複数届く 長崎
- Published
- 2024/05/24 10:30 (JST)
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