ブルージェイズがタイガースに完勝 ゴーズマンが6回10Kの好投

【ブルージェイズ9-1タイガース】@コメリカ・パーク

日本時間5月24日、今日から始まったブルージェイズとタイガースの3連戦初戦に、ブルージェイズが6対1で勝利した。ブルージェイズは先発ケビン・ゴーズマンが6回1失点10奪三振の快投。さらに3回に8番アイザイア・カイナー=ファレファの3号ソロで先制したが、6回にタイガースの3番ウェンシール・ペレスのタイムリーで追いつかれる。しかし、直後に7番ドールトン・バーショがタイガース先発ジャック・フラハティから勝ち越し2ランを放ち、ここで好投していたフラハティをノックアウト。ブルージェイズ打線は8・9回にも6得点でダメ押しして勝利を決定づけた。ゴーズマンに3勝目(3敗)が付き、フラハティに4敗目(1勝)が付いた。

レベルの高いア・リーグ東地区にあって、ブルージェイズは負け越し3ながら最下位に沈んでいる。主力のブラディミール・ゲレーロJr.やボー・ビシェットのトレード放出も囁かれる中、今日は低調だった主力の頑張りが目立った。昨年サイ・ヤング賞3位のエース、ゴーズマンは試合前まで防御率が5点台近い不調だった。しかし、今日はシーズンハイの10三振を奪う好投で、勝利に導いた。さらにベストパフォーマンスからは遠ざかっているゲレーロJr.とビシェットも、それぞれ2安打2打点、3安打1打点の活躍を見せた。主力が本来のパフォーマンスを見せれば、売り手に回る決断を下さずに済むようになる可能性も十分ある。これで借金を3に減らしたブルージェイズだが、7月までに巻き返すことはできるだろうか。

タイガースは打線が1得点と再び沈黙。今日好投したフラハティ、エースとして活躍を見せるタリック・スクーバルなど、投手陣は充実してきた。しかし、再建からの完全脱却には打線の成長がまだ必要かもしれない。

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