【星奈美紗希のみさちぇーく】安河内鈴之介選手「本当にデビュー期なのか?」と問いたくなるレース運び!

安河内鈴之介

こんにちは。好きなお酒は麦焼酎の緑茶割り!ミス東スポ2021〝赤髪のおじさん〟星奈美紗希です。

現在、ボートレース多摩川ではSGオールスターが開催中ですね。浜田亜理沙選手もめでたくオールスター初出場! 星奈は初日の2走目、2日目と連日、多摩川本場に足を運んでおります。初日のイン戦は珍しく差されてしまい2着。SG予選での初1着を目の前で見られたらいいなぁと思い、連日、多摩川に向かう星奈です。

では、今月の注目のヤングレーサーを紹介していきましょう。福岡支部133期生の安河内鈴之介選手です。師匠は佐賀の末永和也選手と珍しく支部を超えての師弟関係を結んでいます。

スーパールーキーと名高い131期の石本裕武選手がデビュー2期目でA級昇格。次のダイヤモンドの原石を探していたところに見つけたのが安河内選手です。

注目すべき点は「本当にデビュー期なのか?」と何度も問いたくなる道中のレース運びです。芦屋GW戦、初日は大外から最内差しで3着に食い込むと2日目では6コースから鋭いまくり差しで展開を突いて2着(ボートレース公式HPなどでリプレー映像もあるのでぜひご覧ください!)。まくり差しを習得していることもさることながら、デビューしたての選手は1Mでいいところに出てきたとしてもターンマークを回るごとに道中で着を落とす場面を何度も見受けられます。しかし、安河内選手は2、3着争いはもちろん4着争いをしていても競り勝って着を守ってゴールをしています。

デビューから半年の勝率を見てみると6コースのみの出走で3・07をマーク! 星奈が「すごいなぁ」と思ったのが、デビューしたての選手は通常、6着の本数が一番多くなるところですが、安河内選手は4着=17、5着=19、6着=20と、ほぼ変わりません。先ほど名前を挙げた石本選手でもデビュー期は4着=25、5着=22、6着=33と6着数が多かったんです。改めて安河内選手の道中の走りがずば抜けているのだなぁ、と感じています。

安河内選手は現在、25日まで開催される児島ボートの大スポ杯に出走中! 6月は19日からの大村ボートのミッドナイトレースに出走予定です。ぜひ安河内選手の新人離れした道中戦をちぇーくしてくださいね。星奈も6月20日は大村ボート公式ユーチューブ配信「オムスタ24」に出演しますので安河内選手をちぇーくしますよ!

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