“奇跡のアラフィフ”西田ひかるに学ぶ「キレイな年の重ね方」 51歳の今、再ブレークの気配

西田ひかる(本人のインスタグラムから)

かつてアイドル女優として一世を風靡した西田ひかる(51)が、14日放送の「ぽかぽか」(フジテレビ系)に出演し話題になっている。SNSのコメント欄は、「可愛すぎました モテエピソードもおもしろかったです!」「久しぶりに生放送のひかるさんが見られてうれしかったです!」「激かわじゃん!」などと沸いている。

西田といえば、父親の仕事の関係で、13歳までロサンゼルスで過ごした帰国子女で、1988年デビュー。アメリカ仕込みの健康的であか抜けた雰囲気で、ミュージカル「小公子セディ」に出演し一躍人気者に。堪能な英語力を生かして上智大学にも進学した。

その後、「デパート!夏物語」(91年)などのドラマ出演、「24時間テレビ」のMC(91年)、もちろん“♪ウォウウォウウォウ、マイ、サマータイム”のフレーズも印象的な「人生変えちゃう夏かもね」(95年)などの音楽活動、そして深夜テレビで大量にオンエアされていた「ハウス食品」のCMまで、バブル時代を代表するタレントとして、八面六臂の活躍を見せていた。

2002年に3歳年上の貿易会社副社長の男性と結婚。その後、出産などもあり、露出は減っていった。現在は、17歳と14歳になる2人の男の子の母である。

先ほど亡くなった俳優の中尾彬さんも、生前は西田のことを大いに可愛がっていた。西田はインスタで「何かとひかるちゃんが好きだとおっしゃっていただいて番組共演の機会もいただいて、結婚式にもいらしていただき、どんな時にでも優しく接していただいた事が何よりの思い出です」とかつてのツーショットの写真とともにアップしている。

■ノースキャンダルのまま結婚、夫婦仲も良好

さらに西田といえば、毎年8月16日に行われていた盛大な「誕生日パーティー」が有名で、ワイドショーでも“夏の風物詩”としてたびたび取り上げられていた。パーティーは88年から、結婚を発表した01年まで続いたが、芸能リポーターの城下尊之氏が当時を振り返る。

「何度か取材しましたが、それはそれは豪華なものでしたよ。広い庭園などで、マスコミや関係者含めて何百人もの招待客がいる。立食形式でお酒や料理もたくさん並んでいました。パーティーでは毎年、“今年はこんなことをしたい”と本人が挨拶するのが定番でしたが、明るくて素直で、本当にいいお嬢さんという感じで、今でいう好感度も抜群でした。ただ、あまりにもクリーンすぎて、ワイドショー的には、ちょっと面白みに欠けるところもあったんですけどね(苦笑)」

ノースキャンダルのまま結婚。現在は、兵庫県を拠点に生活しており、夫婦仲も良好という。“奇跡のアラフィフ”として、再ブレークの気配だ。

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