指導者としては苦戦続きだが…ルーニー氏がプリマスで監督復帰か

バーミンガムでの指揮を最後にフリーのルーニー氏[写真:Getty Images]

元イングランド代表FWのウェイン・ルーニー氏(38)が改めて監督にチャレンジか。

言わずもがな、現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで長らく活躍し、代表でも120試合53ゴールをマークしたレジェンドのルーニー氏。2021年1月に現役を退いてから指導者に転身し、直近では昨年10月からチャンピオンシップ(イングランド2部相当)のバーミンガム・シティを率いた。

だが、そのバーミンガムでも振るわず、今年1月に解任の憂き目に。輝かしい選手時代に反して、指導者としては苦戦続きだが、イギリス『スカイ・スポーツ』のロブ・ドーセット記者によると、チャンピオンシップのプリマス・アーガイルを率いるチャンスが舞い込んでいるという。

ルーニー本人もわずか83日間の在任に終わったバーミンガムでの出来事が指導者としての評判を下げたとみられるなか、メディアからのオファーも数多くあるが、将来を検討した末に監督業復帰を決意。プリマスはその機会を授け、数日中にも本格的に交渉が始まる見込みのようだ。

今季のプリマスはチャンピオンシップで残留ぎりぎりの21位でフィニッシュ。シーズン終盤にイアン・フォスター前監督を解任してから暫定体制で乗り切り、監督の座が空席となっている。

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