マカオ、公務員が骨董品3点を万引き…被害額約234万円

警察が公開した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

 マカオ司法警察局は5月22日、マカオ半島中区にある宝飾品店から骨董品を万引きしたとして50歳のマカオ人の男=公務員=を逮捕したと発表。

 同局によれば、同月6日に店舗から骨董品3点が万引き被害に遭った可能性があるとの通報があったという。店舗が申告した被害額は約12万パタカ(日本円換算:約234万円)。

 その後の同局の調べで、同月4日午後、店主が別の客に呼ばれた隙に骨董品を着衣のポケットなどに入れて店を出た男の存在が明らかとなり、21日にコタイ地区にある統合型リゾート併設ホテル外で男の逮捕に成功したとのこと。

 被疑者宅の家宅捜索で当該骨董品3点が発見され、男は犯行を認めたものの、動機については供述を拒否しているという。同局では、男を加重窃盗罪で検察院送致するとした。

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