故アヴィーチー、SiriusXMで専門チャンネルが開設

アヴィーチーの死から6年、彼のカタログを中心としたSiriusXMチャンネルが誕生した。

現地時間2024年5月23日、SiriusXMが、同サービスのアプリからのみ視聴可能な『アヴィーチー・ラジオ』の開設を発表した。このチャンネルでは、故アヴィーチーの往年の楽曲、リミックス、過去のライブからの未発表を聞くことができ、彼の大ヒット曲「Wake Me Up」とともにローンチした。

さらには、ニッキー・ロメロ、アーミン・ヴァン・ビューレン、レイドバック・ルーク、「Wake Me Up」でボーカルを務めたアロー・ブラックなど、彼の友人や影響を受けたアーティスト、コラボレーターの楽曲もプレイされる。

メンタルヘルス月間に合わせて開設されたこのチャンネルは、リスナーを音楽で元気づけることを目的としている。『アヴィーチー・ラジオ』は、2018年に亡くなったアヴィーチーの家族によって設立されたティム・バークリング財団と共同で制作されている。このチャンネルには、ストックホルムで開催されるティム・バークリング財団を支援するイベントやコンサートにスポットを当てたプログラムも含まれる。同財団は、若者のメンタルヘルス・イニシアチブに焦点を当てている。

ティム・バークリング財団のディレクターを務める故アヴィーチーの父クラス・バーグリングは声明で、「これは、ティムのキャリア初期から彼の音楽をサポートしてきたSiriusXMとSiriusXMのダンス・ミュージック部門のヴァイス・プレジデント、ジェロニモとの素晴らしい関係性の継続となるものです」と述べ、「私たちは、彼らが若者の若者の心の健康を促進すること、ティム・バークリング財団とその目標に関心を寄せてくださったことに感謝しています」と続けている。

SiriusXMの社長兼チーフ・コンテンツ・オフィサーのスコット・グリーンスタインは、「ティムと私の特別な友情は、彼のキャリア初期にさかのぼります」と話し、「“アヴィーチー・ラジオ”の音楽を通じて彼のレガシーを守り、祝福するために彼の家族と協力することは、私自身にとっても楽しみであり、リスナーの皆さんにお届けできることを光栄に思っています」と語った。

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