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2050年までに二酸化炭素の排出量実質ゼロを目指す岡山県真庭市は、河川の流れなどを利用する小規模な発電方法、「小水力発電」を推進しようとノウハウを持つ企業と協定を結びました。
きのう(23日)真庭市で行われた連携協定の調印式です。現在2つの小水力発電所を所有している真庭市ですが、専門的なノウハウを持つ2社、「両備グループ」と奈良にある会社「森とみずのちから」が力を合わせることで、さらなる施設の建設を目指すといいます。
想定しているのは1000キロワット未満と小水力発電のなかでも規模の小さい施設で、発電用のダムを必要としないため、生態系に与える影響が少ないなどのメリットがあるといいます。
(真庭市 太田昇市長)
「真庭で安定した環境に優しい電力が供給できると、将来にわたっての繁栄にもつながってくると期待しています」
今後は施設建設に向けた河川の調査などが始まるということです。