FRUITS ZIPPER[歌舞伎町 UP GATE↑↑2024ライブレポート]大トリで安定の可愛さ爆発「楽しんでもらえるように頑張ろうね!」

FRUITS ZIPPER[歌舞伎町 UP GATE↑↑2024ライブレポート]大トリで安定の可愛さ爆発「楽しんでもらえるように頑張ろうね!」

@JAMと六本木アイドルフェスティバル、東急歌舞伎町タワーにおけるエンタテインメント施設の企画・運営を行なうTSTエンタテイメントの3者がタッグを組んでお届けする都市型サーキットフェス<歌舞伎町UP GATE↑↑2024>が、5月5日(日)、6日(月・振休)に開催された。

同イベントでは、約170組のグループがZepp Shinjuku(TOKYO)、新宿BLAZE、新宿LOFT、新宿MARZ、DHNoAなどの会場で多彩なパフォーマンスを披露し、大きな熱狂を生み出した。

本記事では、その中から6日のZepp Shinjuku(TOKYO)に登場したFRUITS ZIPPERのライブレポートをお届けする。

取材&文:赤木一之

<歌舞伎町 UP GATE↑↑>最終日の大トリを務めた、FRUITS ZIPPER。サイリウムの光がカラフルに灯るフロア。暗転のステージからOvertureで登場し、カウントからの《せーの!》で「NEW KAWAII」がスタート。

歌い出し、鎮西寿々歌の少し溜めてから放つ《新(あったら)しい!》からもう可愛い。櫻井優衣の《さ アップデートしよ?》のキュートな声から、サビの仲川瑠夏の綺麗な裏声、松本かれんの無邪気な歌声も聴き心地がよく、続く仲川の緩さのある《新(あ〜ったら)しい!》も可愛らしい。

会場がわく中、早瀬ノエルを囲んで「RADIO GALAXY」の立ち位置へ。スペイシーで曲調がコロコロ変化する奇抜な楽曲。ラップパートでは可愛らしさとカッコよさの声色と抑揚のバランスが絶妙で、特に早瀬の勢いのあるフロウからの仲川のダミ声は攻撃的で見事。

MCでは、早瀬が“次の曲も楽しんでもらえるように頑張ろうね!”と、櫻井が「世界はキミからはじまる」を曲振りし、歌い出し。月足天音の安定感と抑揚のある歌声、真中まなの澄んだ伸びのある歌声も響き渡る。櫻井が口ずさむ《何度も》から1拍置いての鎮西の《何度だって伝えるよ》も表現力が高く引き込まれる。

昨年のレコ大最優秀新人賞受賞曲で代表曲「わたしの一番かわいいところ」では、松本が“みなさん1番可愛く踊ってくださいね!”と呼びかけ、ファンも振りコピをしてフロアを可愛いで染め上げていく。ラストは、鎮西の“せーの!”の合図で「ぴゅあいんざわーるど」をメンバー全員で曲振り。イントロの“ぴゅあ! ぴゅあ!”のくり返しの掛け声で、フロアの熱気も上昇。この曲のラップパートの畳みかけもカッコいい。

鎮西の《迎えにきたよっ》で歓喜するフロア。櫻井も“みんなで飛ぶよー!”“もっとー!”と煽る。松本のパート《最後にみんなでいっせーのせっ!》に合わせて、みんなで《ぴゅあいんざわーるど!》を発声。大歓声と拍手の中、フィニッシュを迎えた。

FRUITS ZIPPER<歌舞伎町 UP GATE↑↑2024>Zepp Shinjuku(TOKYO)(2024年5月6日)

FRUITS ZIPPER<歌舞伎町 UP GATE↑↑2024>

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