【西武】古賀悠斗選手インタビュー キャッチャーというタフなポジションも「タフと思われている部分が自分にとってはやりがい」

5月8日放送のライオンズナイターでは、みずほpaypayドームで行われた、ソフトバンクー日本ハム7回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの古賀悠斗選手にインタビューした模様を放送した(インタビューは5月7日の試合前)。キャッチャーとしてのやりがいについて訊いた。

――開幕から1ヶ月ちょっと経ちましたが、ここまでの手応えは?古賀「まずは僕の第1の目標であるチーム防御率12球団で1位を獲るという中で、ちょっと失点の仕方がよくないというか、もうちょっとピッチャーの良さを引き出せる試合がここ何試合かでいっぱいあったと思います。防げた失点があるなという思いです」

――リリーフ陣は苦しい部分があって、そのあたり何とかしなければというところですか?古賀「先発陣は先発の仕事をよくやってくれていますし、その中で中継ぎの失点がやっぱり目立っていて、負けも目立ってしまっているので、何とかそこを防いでいけば、おのずとチームの勝利が近づいてくるのではないかなと僕は思っています」

――接戦が多い中で、終盤はキャッチャーとしても非常に難く感じると思いますがいかがですか?古賀「でもそこがバッテリーとしての見せ所だと思っていますし、守備から流れを作って攻撃に移ってくという形をどんどん増やしていきたいと思っています」

――試合中にピッチャーと会話する姿が今年も目立っていますが?古賀「そこは意識的にやっている部分ではありますし、もちろん試合以外のところで話すことも多いのですが、試合中に起きたことについて話すことも大事ですし、喋ることによって、その後の試合展開が変わってくることもあるので、そこは大事に怠らず、意識的にやっていっています」

――バッティングの部分では、キャンプのときに朝から晩まで一生懸命バットを振っていました。その成果が出ているのでは?古賀「努力というものはすぐ報われるものじゃないとは思っていますし、現時点ではやってきた成果が出ているとは僕の中では言い切れなくて、形になってきているものを、試合を通して自分のものにしていきたいなと思っています」

――5月6日終了時点でヒット17本中13本がセンターから右方向ということで、この辺りはしっかりできているのかなと思うのですが?古賀「本当にその通りだと僕は思っていて、今までは引っ張ってのレフト方向のヒットとか、ちょっと体が開いてしまうなど、そういう部分が多かったのですが、そういう結果が出ているということはやってきたものが少し形になっているのかなと思います」

――キャッチャーは、ずっとしゃがんでボールを受けて、配球を考えて、そして打ってと本当にタフなポジションだなと思います?古賀「タフと思われている部分が自分にとってはやりがいだと思っているので、もう2回ですかね、肘のデッドボールと脳震盪で離脱してしまいましたけど、もうこれ以上は離脱しないという気持ちでやっていきたいと思います」

――まだまだシーズンが始まったばかりです。これから古賀さんの活躍を楽しみにしているファンの方いると思います。力強いメッセージを最後にお願いします?古賀「まだ始まったばかりで、チーム状況としては最下位にいますけど、ここから何とか巻き返して自分もチームの力になれるように、努力を怠らずピッチャーとのコミュニケーションも怠らずチームの勝利のために何とか頑張りたいと思っているので、ご声援のほどよろしくお願いします」

※インタビュアー:高橋将市アナウンサー

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