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元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏(38)がイングランド・チャンピオンシップ(2部)で21位と降格を免れたプリマスの監督就任に向けて交渉を開始すると、英「BBC」など各メディアが伝えた。
エバートンやマンチェスター・ユナイテッドで活躍し、代表エースでもあったルーニー氏は現在「スカイスポーツ」などで解説者として活動しているが、プリマスが来季の指揮官に指名。今後に本格交渉が行われる見込みだが、元ストライカーは前向きで、来季から現場復帰することが確実とみられている。
ただルーニー氏の監督就任にプリマスのファンらは不満のようだ。英紙「デーリー・スター」によると「ファンらはルーニーが来るというウワサを感心してない」と指摘し、X(旧ツイッター)上では「来シーズンは降格だ」との声が出ているという。
ルーニー氏は2021年1月にダービーの監督に就任するも結果が出せない中、クラブが破産しチームは3部へ降格し辞任。22年7月には米メジャーリーグサッカーのDCユナイテッドを指揮するも1年目は最下位、2年目も23位と低迷し、退任した。23年10月から率いたバーミンガムでは2勝しかできず、わずか3か月で解任されるなど、指導者として結果が出せていない。
そこでファンらはSNS上で「ルーニーはどうして仕事を得続けられるのか」「これで降格枠が一つ確定したことになる」「プリマスファンに哀悼の意を表す」など、辛らつなコメントが書き込まれていた。