関内駅前/市街地再開発の計画決定、商業・観光などの拠点を整備

関内駅前港町地区市街地再開発準備組合、関内駅前北口地区市街地再開発準備組合、三菱地所を代表企業とする事業協力者グループは5月24日、共同して推進する「関内駅前地区第一種市街地再開発事業」について、都市計画の決定を発表した。

<事業イメージ>

同事業は、港町地区準備組合が推進する「(仮称)関内駅前港町地区第一種市街地再開発事業」と、北口地区準備組合が推進する「(仮称)関内駅前北口地区第一種市街地再開発事業」の2つで構成される、合計約2.2ha区域を両事業が共同整備するもの。

「観光・集客」「都心居住」「国際的な産学連携」に資する機能の導入や、周辺道路の歩行者空間化や交通広場の新設など、地域の回遊性を向上させる都市基盤整備を行う。国内外から多様な人財が集い、賑わいを創出させ、周辺地域への集客も促す駅前拠点として強化する。

<位置図/平面図>

居住性を高め、観光・集客を見込める商業機能を持たせる予定。地上32階・地下2階建ての施設となる「港町地区」は、主に店舗、ナイトライフ拠点、事務所、住宅など。地上21階・地下1階建ての施設となる「北口地区」は、主に店舗、事務所、住宅などの用途で運営する。

2026年度に新築工事着工。2029年度に竣工の予定だ。

<事業概要>

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