今季限りで現役引退したドイツ１部ＥフランクフルトのＭＦ長谷部誠（４０）が２４日、都内で引退会見を行った。
日本とドイツで長くプレーし、まさにお手本の存在である長谷部。欧州を目指す若い選手へのアドバイスについて問われたが「あまりない。自分が切り開くしかない道だと思っているので」とキッパリ。
「アドバイスを求められてもこうした方がいい、は言わない。（鎌田）大地なんかもそうだが、どう思われているか知らないが、ほとんどアドバイスをしたことない」と、元同僚のＭＦ鎌田（ラツィオ）にも、助言したことはないという。
「自分が切り開くべき道だと思っているし。彼（鎌田）は難しい時期もあったけど、自分の力で切り開いた。そうじゃないと、欧州では通用しない。苦しんでもがいてを積み重ねた先に、大きなものが見えてくると思う。そう言いたい」と断言。欧州で成功を収めた秘訣が分かる回答だった。
